賃貸
 引越しの手続き2
 
取引ガイド
 
 Step 2-B.「引越の準備確認」
ひと口に「引越し」と言っても、単に荷物を運ぶだけではありません。さまざまな手続きや手配を行って、はじめて新居の生活がスタートします。ここでは、引越しの大事な手続き・手順を見落とさないよう、チェックリストにしてみました。ご活用ください。
 
引越し当日は、荷下ろしの立ち会いや引越し料金の精算、各設備の点検やガス・電気・水道の使用開始の連絡など、やらなければならないことがいっぱいあります。また、荷物を搬入した後、建物の玄関や廊下を汚していないかもチェックしましょう。
 
引越し当日
チェック項目 主なポイント 手配・連絡
の予定日
チェック
荷下ろしの立ち会い 引越し会社の車やレンタカーは、大家さんや管理会社の指示に従って、ご近所に迷惑をかけないような場所に止める。また、搬出した荷物の数や傷みの確認もしておくようにしよう。    
引越し料金の精算 荷下ろしが終わった時点で支払い(現金を用意)、領収証をもらっておく。    
各設備の点検 ドアや扉の開閉はスムーズか、エアコンはきちんと作動するか、水回りでは水漏れがないか・・・などをチェックしよう。故障している場合は、すぐに大家さんか管理会社へ連絡を。    
ガス・電気・水道の使用開始の連絡 入居先に置いてある、電気・水道の“入居連絡用ハガキ”に必要事項を記入してポストに投函する。ハガキが見あたらない場合は、最寄りの営業所に連絡すること(通常、電気・水道はすぐに使用できる)。また、ガスはあらかじめ予約しておいた日に立ち会い、ガス会社の人に開栓してもらう。    
掃除・ゴミの処理 簡単な掃除や片付けができるよう、ぞうきんやゴミ袋を用意しておく。荷物を搬入した後には、建物の玄関や廊下を散らかしていないか、チェックを忘れずに。    
 
 
無事ぶじ荷物にもつ引越ひっこしがわっても、書類しょるい引越ひっこ手続てつづきが、たくさんあります。住民票じゅうみんひょう印鑑いんかん証明しょうめいしょ住所じゅうしょ変更へんこう完了かんりょうしたら、住民票じゅうみんひょうなどはほか手続てつづきに使つかいますので、住民票じゅうみんひょう何通なんつう必要ひつようか?印鑑いんかん証明書しょうめいしょ何通なんつう必要ひつようか?事前じぜんにチェックしておきましょう。
 
引越し後2週間以内
チェック項目 主なポイント 手配・連絡
の予定日
チェック
大家さんや近所の方々へのあいさつ 迷惑をかけない時間帯を見計らってあいさつ回りをする。留守がちなお宅には、代わりにあいさつ状をポストに入れておこう。    
住民票の転入届の手続き 市区町村役場で手続きを行う。その際、あらかじめ交付を受けておいた転出証明書と印鑑を忘れずに。    
運転免許証の住所変更 新住所の所轄の警察署で手続きを行う(運転免許証とその他保険証などの身分証明書を持参)。    
車庫証明の手続き 新しい車庫(または駐車場)が確保できたら、新住所の所轄の警察署で手続きを行う(自宅に車庫がある場合は、見取り図・配置図、印鑑を持参。自宅以外に駐車場を借りる場合は、見取り図・配置図、印鑑のほかに駐車場の管理者が発行する「使用承諾書」が必要)。
※警察署により異なる場合があるので、あらかじめ確認しておこう。
   
自動車の変更登録 引越しによって所轄の陸運支局が変わった場合、新住所を所轄する陸運支局で手続を行う(車庫証明、車検証、新住所の住民票、印鑑、自動車税申告書、自動車取得税申告書を持参)。    
銀行口座の住所変更 取引銀行の支店の窓口に届け出る(通帳と印鑑<通帳印>が必要)。    
クレジットカードの住所変更 クレジットカードの裏面に記載されている連絡先に電話をし、住所変更用の届出用紙を郵送してもらう。
これに、必要事項を記入して返送する。