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 リサイクルショップ
 
取引ガイド
 
 Step 3-D.「便利や節約方法」
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もっとトクする!リサイクルショップ利用法
 フリーマーケットと並んで、最近よく耳にするリサイクルショップ。お客として利用するだけでなく、自分で持ち込んだ不用品を買い取ってもらえるって知っていましたか?ここでは商品を持ち込むときの注意から、安心できるショップの見分け方までをきっちり解説。商品持ち込みのノウハウを身につけて、引越し資金の捻出(?!)に励みましょう。
 
 
マンガから家電までショップで扱う商品はいろいろ
 ひと口にリサイクルショップと言っても扱う商品は実にさまざま。本やマンガ、CD、カメラなどを個別に扱う専門ショップと、家電や家具が中心のショップ、衣類やバッグ、アクセサリーなどの商品が多いファッション系ショップ、その他にもこれらの商品を総合的に扱うところもあります。安心できるショップかどうかを見分けるには、次の3点をチェックしてみてください。
 1 古物商の免許が店内に張ってあるか。  
 2 委託商品などを店側が紛失してしまった場合の対処法がきちんと書面で明らかにされているか。  
 3 いい店は口コミで広がるもの。何よりもお店にたくさんのお客さんがいるか。
どんな商品なら高く買い取ってもらえるのか
 いくらリサイクルショップとはいえ、商品は“売れるもの”が基本です。衣服については、シミがあったり、あまりにも着古されているものはダメ。フリーマーケットなら1枚50円で売れる服でも、リサイクルショップでは商品価値がないものとみなされます。もちろん、流行も重要です。スーツやパンツ、ワンピースは流行が顕著に出るので思っていたような値段ではなかなか引き取ってもらえません。ただ、セーターなどのニット類は形のバリエーションが少ないため、購入後5年くらい経ていても、いい値段で引き取ってもらえるパターンが多いようです。
 家具については、シールが張ってあったり、たくさんのキズがついているものはやはり値が下がるし、断られてしまうこともあります。電化製品は耐用年数がある程度限られるため、製造年月日から5年以内のものしか買い取らないのがふつう。自分で持ち運べないような大型のものは、引き取りに来てくれるところもあるので事前に確認してみると良いでしょう。
 
 
商品持ち込みのコツをつかんでもっと気軽に利用しよう
 商品の持ち込み時に気をつけることは、
 1 衣類などは洗濯するかクリーニングに出し、ほころびなどは修繕しておく。当然、評価額が違ってきます。  
 2 買い取り価格は、欲張らないこと。あくまでも「いらないものを買ってもらう」ということを忘れずに。委託商品の場合、値段を高くつけすぎると売れ残る原因になります。  
 3 商品持ち込み時には身分証明書の提示を求められることがほとんどなので、必ず携帯すること。
また、こうした民間のショップ以外にも、区や市で運営している公共機関のリサイクルコーナーなどで不用品の登録などを受け付けている場合もあります。
自分の目的に応じて、上手に活用したいリサイクルショップ。意外と身近なことに気づかされた人も多いのでは? いらないものをため込まない、シンプルな住まいを実現するためにも、もっともっと利用したいものです。
[家電リサイクル法]のことも知っておこう
 平成13年4月1日より、「家電リサイクル法」が施工されています。この法律により、エアコン/テレビ/冷蔵庫/洗濯機の対象家電製品で、買い替えなどにより使わなくなったもは、新たな製品の購入先あるいは過去に購入した小売店に、リサイクル料金を負担の上、引き取ってもらうようになっています。その際の費用は、以下のとおりです。
 
●リサイクル費用(大手メーカーの場合) ●粗大ゴミ処理手数料(東京都の場合)
品 目 費用(消費税込み) 品 目 手数料
エアコン 3,675円 食器棚 800円
テレビ 2,835円 自転車 500円
冷蔵庫 4,830円 たんす 高さ90cm未満/500円
洗濯機 2,520円 たんす 高さ90cm以上/1,400円
  価格かかく持込もちこみ場合ばあい処分しょぶん ベッド ベッド(マット除く) シングル/800円
ダブル/1,400円